お客様が求める新しい材料の開発や
量産品の製造工程を改善し、
より良い製品を創出していく。
M.E
開発本部 次世代加工技術開発室
工学部 材料工学科卒
2014年入社
化学関連の仕事がしたいと思い材料工学を学ぶ。自動車への興味も知識もなかったが、在籍していた学校の先輩から開発業務などの話を聞き、面白そうだと感じて入社した。

自分が担っている仕事とは
メタモールド製品(MIM:金属粉末射出成形技術製品)の技術開発業務を担当しています。仕事内容は、お客様から依頼のあった新しい製品に対して、MIM技術により試作品を製造し量産へ繋げることと、今ある量産製品の工法や工程を見直し、より品質の良い製品を製造できるようにすることです。お客様の求める材料や付加価値のついた新しい材料を開発、製造原価を下げるために新しい工法・工程を開発すること、量産製品で不具合のあったものについて材料調査、成分調査など開発部門専門の調査をして不具合の要因を見つけ、今後不具合が起きないようにすること、開発製品、量産製品の機械的特性評価や物性値評価など多様な業務を行います。複数の案件が同時進行していますので、納期を念頭に置き優先順位をつけて、試作品の製造、工法開発、工程開発、新材料開発、不良品対策、製品調査などを進めています。

仕事のやりがいと魅力
メタモールド製品はリケンNPRの中では新しい製品であり、世の中の技術としても新しい分類です。今後に向けた技術進化の幅がとても広く、新しい技術や製品を開発したり、より良い製品を生み出したりできることが楽しいですし、達成感があります。また、メタモールド製品は製品点数が約400種類と多く、自動車をはじめ産業機械などさまざまな分野で使用され、多様な形状の製品に日々触れることができるところも楽しさの1つです。開発部門はチームで取り組むこともあり協調性も大事な要素ですが、個人で行う業務も多く一人ひとりが主体性を持って取り組まなければいけない部門だと思っています。コツコツと自分たちが開発したもの、改善したものが量産へと繋がり、成果を出して数字で見えることで会社に貢献できたという実感がチームとしての1番のやりがいだと思います。

リケンNPRの一番好きなところ
日々会社で働いている中で感じる良さは、男女平等な部分ではないかと思います。開発部門は特に女性が少なく、所属している部署に関して言えば私一人しかいませんが、みんなと同じ立場で仕事を行うことができ意見や提案も行っています。管理職として活躍している女性の方もいてとても働きやすい環境だと思います。リケンNPRとしては自動車内燃部品メーカーとしての歴史があり、長く培った技術が多くあります。その技術を活かして、現在は自動車に留まらず医療関連製品や私の担当しているメタモールドなど多様な分野にも取り組んでいるというのも特徴の1つだと思っています。また、社内外で自己啓発講座、資格取得、語学の勉強、通信教育など希望すれば働きながら学ぶこともできるところも好きなところです。私も特定化学物質作業主任者、有機溶剤作業主任者など、複数の資格を取ることができました。次は危険物取扱者の資格取得を考えています。

挑戦テーマとキャリアビジョン
私は現在まで、開発、生産技術など技術を担う部門を経験してきました。開発から生産まである程度の中身は理解をして仕事をしているつもりですが、私が担当しているメタモールド製品は、それぞれ製造工程は多岐にわたり、まだまだ分からないことがたくさんあります。今後は営業、設計、製造などの業務についても学び、製品の理解を深めるとともに、これまで培った技術を活かして女性技術者としてメタモールド製品の“プロ”になって会社の売り上げに貢献したいと考えています。開発部門は女性が少ないのが現状です。リケンNPRは女性が働きやすい職場環境と思っていますが、女性ならではの話題で盛り上がる仲間が欲しいと思っています。自分が活躍することでより一層女性の働きやすい魅力的な部門にしていき、自分の仕事スタイルなどがモデルケースとなり、後輩を増やしていって、一緒に楽しく働きたいと思っています。

挑戦テーマとキャリアビジョン
- 8:30
- 朝礼と当日の業務内容確認
- 8:40
- メールの確認
- 8:50
- 担当開発製品の製造(射出成形)
- 11:00
- 製造した製品の評価
- 12:15
- 食堂で昼食休憩
- 13:00
- 試作品に関する他部門と打合せ
- 14:30
- 評価した製品のデータまとめ
- 15:00
- 10分休憩
- 15:10
- 試作品の製造
- 16:30
- 試作品の評価
- 17:15
- 退社

休日の過ごし方
旅行、映画やドラマの鑑賞や推しのライブに行きます。最近は沖縄や北海道、韓国へ旅行しました。美味しいものを食べることが目的なことが多いのですが、年末に行った北海道の海鮮料理やラーメンは最高に美味しくて感動しました。映画やドラマ、ライブは笑ったり泣いたり、歌ったりして、とてもリフレッシュできるので、私の人生に欠かせない存在です。
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